先週の金曜日、楽しみにしていた
「テルミンとギターとワインのしらべ」に行って参りました。
蒲郡市のビストロ ウメチさんで、
テルミンの高扶美枝さん、マトリョミンのmatotico(高さんと塩出真弓さんのユニット)
そしてギターデュオ「ボッサメガネーニャ」の演奏会。
それが本格フレンチを頂きながら、楽しめるとあらば、
もう行くしかございません。
テルミンは初めて聞いたのですが、なんとも不思議な音色。
人のわずかな動きにも反応して音を奏でるテルミンは、
奏者自身をダイレクトに投射する、とてもセンシティブな楽器だと思いました。
柔らかくて深みのある音色と、能を思わせるような、
静と動のある演奏法に、目も耳も釘付けになってしまいました。
ボッサメガネーニャの演奏も素晴らしく、
「すごいギタリストだったんだ」と今さらながらに思ったりして…
ウメチさんの料理に舌鼓を打ちながら、たっぷりと楽しませていただきました。
実は少し狭めの空間だったのですが、お皿や料理を手渡しで奥の人に運んだりと、
狭い事で逆に、知らない人同士の間に自然とコミュニケーションがあり、楽しかったです。
そしてお客さん同士の距離が近いから、
隣の人が心地よさそうにしているのが目に入ってくる。
するとなんだかこっちもうれしくなってくる。
とても元気になれる演奏会でした。
ライブの様子はyoutubeにもアップされています。
(スロースさんのページからどうぞ。リンク)
私もこういう「顔の見える」落語ライブをやっていきたいですね。
しかし同じ「顔の見える」でも「笑顔」じゃなくて、
「つまらなそうな顔」とか「寝顔」にならないよう気をつけませんとね。
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