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2012年8月7日火曜日

不思議な「パワー」はあるのか

「目に見えない不思議なパワーって本当にあるんですか?」
よく患者さんに質問されます。

代替医療には、「目に見えない力」を提示しているものがあります。
○○スピリチュアル、△△パワー、◇◇波動、…などなど。

目に見えないものを「ある」と言っているわけですから、
なんだか怪しい!と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、不思議なパワーが「絶対にない」と証明することもできません。
現代科学では分析できないエネルギーがそこにはあるのかもしれません。

しかし今までにいわゆる「パワー」の存在が物理的に証明された事はありません。
少なくとも科学的な検証下では、髪の毛一本すら持ち上げたことはないのです。
これからもパワーが目に見える形で証明されることはおそらくないでしょう

いずれにせよ「ある」と認識している人たちは、パワーを感覚で認識しています。

一つはっきりしていることは、「不思議な力」の存在が信じられている文化圏において、
「不思議な力」は単なる幻想ではないということです。






「笑いと治癒力」 (ノーマン・カズンズ 岩波書店)
に出てくるアフリカの呪術師は事実として村人を治している。







実際に自分を治してくれる(自分の治す力を引き出してくれる)
やり方が「目に見えないパワー」である人に、
科学的でないから信じるのをやめろと言うのは、合理性を欠いています。
「そういう力を信じたい」、という文化や社会があるのは事実であり、
そのパワーを「実感」している人がいるのですから。

この「実感」というもの自体は存在するのですから、
少なくともその人の意識の中にだけは「パワーと呼べるもの」は存在するのです。
それは科学的に説明するならば「脳のパワー」ということかもしれません。

「パワーを使います」という宣言は、それ自体が
相手の思考や感情にバイアスを与えます。
本当にパワーが存在する、しないに関わらず、
神秘的な期待感の中で、「パワーが送られている」、「何だか体があたたかい」と感じれば、
安心感、幸福感、リラックスといった影響が現れ、
それが症状の改善につながる可能性はあります。

「パワーなど絶対に信じない」
という否定的な感情を持って、体をこわばらせていたのならば、
何の変化もないかもしれません。

いずれにせよ結果として元気になることがあるのならば、
それを一方的に間違いだとすることはできません。

しかし、「パワー」はその神秘性ゆえに諸刃の剣になることもあります。
もしもパワーを絶対的なものとして受け入れてしまった場合、
良くならない時に待っているのは、深い絶望かもしれませんし、
良くなった時でも依存してしまう可能性があります。

「パワーでよくなる」というやり方が、他の治療よりも優先すべきものなのか、
費用対効果も含めて、その人の人生にとって適切な手段であるのかどうか。
様々な側面から考えなければ、有益とはいえないものになるかもしれません。

「笑いと治癒力」に出てくるアフリカの呪術師は、自分が治せる者、病院に行くべき者
をきちんと理解して振り分けていました。呪術のパワーが実際にあるかないか以前に、
その呪術の「適用範囲」を知り、どのように役立てるかという視点を持っています。

まあ、もしも私が仮に「パワー」を持っていて、それで治せるとしたら、
そのことを宣言せずに黙って使うでしょうね。

誰に対して、どのように用いるべきなのか。

これは他の代替医療でもそうですし、
また通常医療においても念頭に置くべき大切な事だと思います。

2012年2月2日木曜日

「骨盤ダイエット」はいつから?(解析編)

今回は最終回です。「骨盤ダイエット」が流行る背景について考えます。
前回までの記事はコチラ→(黎明編)(成長~成熟編)

「骨盤ダイエット」がブームになっている理由。

それはまず基本の概念として、近年の健康志向にピタリとはまる、
「健康的に痩せる」というアドバルーンを上げたからです。
そして、
「やっぱりお腹いっぱい食べたい」  → 「食べても太らない体質に」
「時間がない」「運動は大変」     → 「一日5分でOK」「〇〇をするだけ」
という、
現代人の誰にとっても、大変ありがたい効果を謳っているということ。

さらに健康志向が強い人には、「からだ想い」「病気知らず」「メンテナンス」
若く美しくなりたい人には、「アンチエイジング」「艶BODY」「美腰」「小顔」
ライフスタイル全般が気になる人には、「女子力アップ」「ストレスに強くなる」

世代や価値観の違う人達に対して、
組みあわせキーワードでチューニングすることにより、
多くの人に支持されているのではないのでしょうか。

私は無数にある「骨盤〇〇法」自体が効果のないものだと言うつもりはありません。
それをキチンと行って元気になっている人もたくさんいると思います。

ただそれを推し進めている人達が、「どういう言葉を使っているのか」
をきちんと見極めることで、その人達の「了見」はわかるのではないのでしょうか。
そこを理解した上で、振り回されずに上手に活用することが大事だと思います。

「1日5分でOK」に飛びつく人は、往々にして、その「1日5分」すら続けられず、
しばらくするとまた違う「1日5分」「〇〇するだけ」に飛びつくことになりかねない。
そういう人の心を見透かして、マーケティングは行われているかもしれません。

そして本が売れるところへ出版業界も「選択と集中」をしています。
そこに「本づくりの良心」が果たしてあるのかどうか。

いずれにせよ2012年もこの潮流に変わりはないと思います。

それにしても、このことを真剣に話したら、本一冊分くらいのボリュームにはなりますね。
原稿を書いても出版社から総スカンをくらうかもしれないですけど。
もしこのネタで本が出せれば、私も晴れて「骨盤商売」の仲間入りですな。

2012年1月31日火曜日

「骨盤ダイエット」はいつから?(成長~成熟編)

「骨盤」の扱われ方をamazon検索で追って分析をしていきます。
今回は「成長~成熟編」です。(前回の黎明編は→コチラ)

20世紀の全期間で出版された「骨盤」と「痩せる」を組み合わせた本は
わずかに6冊でした。「腰痛」などを扱った健康関連本も23冊。
2001年はダイエット関係は0冊、健康関連本は2冊と風前の灯。

ところが2002年「骨盤ダイエット」と銘打った本が何冊か出版されます。
3年間ほどコンスタントに10冊程度の本が出ますが、
2005年には3冊と下火に…、なったかと思いきや、

2006年、突如として「骨盤ダイエット」本が大量に出現します。
なぜ増えたのかはわかりませんが、その数は23冊と今までの中で最高。
そして、2007年28冊、2008年64冊、2009年87冊と右肩上がりの急成長。

健康関連本は2008年13冊から2009年59冊と急激に増えています。
これは2008年ごろから流行り始めた「骨盤」という注目ワードに
乗っかる本が急増したからでしょう。
スポーツ関連、出産関連が特に伸びています。

それにしても数が多ければ、やっちまった感が漂うタイトルも出てくるわけでして…。
年代別に、「骨盤」と組み合わせて使われたキーワードと一緒に見てみましょう。

2008年

『YOGA整体―一人で簡単ゆがみ改善!

ユガンデルタール人からユガミネーゼへ、美の進化』

「ユガミネーゼ様ごきげんよう」とか言ってたんでしょうかね。全くもってアリエネーゼ。

この年に「骨盤」とセットにして使われたキーワードは「くびれ」「骨盤ネジしめ」。
また「主婦世代のカリスマモデル」みたいな人が著者となった本が増えています。

2009年

『1分間 骨盤リンパダイエット 「銀座」が認める、最新メソッド!』 

そりゃもう「銀座」が認めるなら間違いない!

『八代亜紀のゆるーい3カ月骨盤ダイエット―二の腕・ウエストに効く雨降れウォーク』

「雨降れウォーク」って……誰か止められなかったんですか。

この年ぐらいから流行した他の健康関係の言葉がセットになって、付加価値も上昇。
「リセット」「毒出し」「デトックス」などなど

2010年

『最後の骨盤 女力は骨盤で決まる 』(講談社プラスアルファ新書)

最後の骨盤があるなら、最初の骨盤はあるのか?

「一日30秒」「骨盤で免疫力アップ」「骨盤で幸せをつかむ」等々、
ニーズに合わせたキーワードの組み込みも定着してきました。
この年辺りから「骨盤枕」という言葉もあらわれます。

2011年は受けを狙ったタイトル(本人は真剣なんでしょうが)は見当たりませんでした。
業界が精度の高いマーケティング戦略を行えるようになったからでしょうか。

この年は過去最高の93冊が出版されており、組み合わせキーワードは
「お腹が凹む!」「-10歳アンチエイジング」「スピリチュアル」「断捨離」
など定番ぽいものから、時代に合わせたものまでチョイスにぬかりはありません。

それにしても「ダイエット」自体はずっとブームですが、
なぜ「骨盤ダイエット」がこれほどまでに、
もてはやされるようになったのでしょうか。
これはどうもキーワードの組み合わせがうまいだけではないようです。

続きは次回「解析編」の講釈にて。

2012年1月30日月曜日

「骨盤ダイエット」はいつから?(黎明編)

先日妻と「骨盤」の話をしていたら、
「昔は骨盤がズレたら大変だ、と思い込んでいたけど、
いつ頃からそんな一般常識や、骨盤ダイエットという言葉ができたの?」
と質問をされまして。うーん確かにいつからだろうか。

現在「骨盤」という言葉は日常的にTV番組や雑誌などで取り上げられ、
腰痛、ダイエット、体質改善、と様々な効果と絡めて使われています。

本来「骨盤」は医学用語であり、骨格のある部位を指す言葉で、
寛骨、仙骨、尾骨といわれる骨が強固に結合した、
複数の骨の集合体のことです。(わかりにくいと思った人は→こちら)

で、実際に「骨盤がズレる」ということはありません。
あるいは表現として間違っている、というのが事実です。
このことはまた違う機会に詳しく解説します。

一体「骨盤」という言葉への認識がいつから変わっていったのか。
検証方法として正しいかはちょっと疑問ですが、
amazonの書籍検索を使い、「骨盤」というキーワードで調べてみました。

全期間で調べると、総件数は969件でした。
これを年代別に調べてみました。

amazonで検索できる最も古いものは、1957年に出版された
『日本産婦人科全書〈第14巻 第1〉骨盤・腹膜及結合織疾患』
これは医学専門書で、この後も解剖学などの医学書のみが検索にかかります。
健康関連の一般書が出てくるのは1979年に出版されたこちらから。

『体は骨盤から治せ―土台から正す、誰にもできる』五味雅吉 (Hakko-books)

私が整体業界に入ったときに、有名人だったこの方は27件も検索にかかります。
婦人病や腰痛にとどまらず、色んな本を出しており
中高年の疲れや老化を改善するものやら、
果ては子供の視力回復の本まで出しているという…。まあ…スゴイですね。

ダイエット関係の本が出てくるのはもう少し後のことになります。
それが1988年の6月に出版されたこの本。

『こんなにヤセていいかしら―不思議な面白減量法 1回30秒だけで1日1キロ落ちる』

川津祐介 (プレイブックス) 











けれん味たっぷりのタイトルですが帯の一言がまたスゴイ。
- ぜったいにやり過ぎないで下さい -
昔は「本当に効くなら薬と一緒で、制御しないと危ない」と考える人が、
書籍を購入する人に多かったということですね。そのほうが信用できると。

俳優として有名だった川津祐介さんが書いたこの本はベストセラーとなり、
その中で紹介されている「骨盤体操」は大流行。
どうやら「骨盤」と「ダイエット」がセットになる土台は、この本によって作られたようです。

これ以外は80年代90年代「骨盤」というフレーズを使っている書籍は
「腰痛」や「婦人病」関連のものがほとんどで、その数も多くはなく、
ブームになったようなものも見当たりません。

私が整体修行を始めた1996年ごろには、
「骨盤のズレで体調がおかしく」という言葉を使っている人は結構いました。
骨盤とダイエットは先の本でセットになったものの、
「骨盤がおかしくなると、体が大変なことになる」というような
考え方がどこから来たのかどうもはっきりしない。

この20年、30年の間に何かのブームで変わったのではなく、
意外ともっと以前から日本人の共通認識として受け継がれていたのかもしれません。

そして「骨盤ダイエット」という言葉が市民権を得るのは、まだまだ先のことでございまして。

続きは次回「成長~成熟編」の講釈にて。

2012年1月21日土曜日

ダイエットについて(骨盤枕)

昨日はTV番組で「骨盤枕」なるダイエット法が紹介されたようで、
結構話題になっているようですね。

ところで日本人女性は「痩せている人も痩せたい願望がある」ということをご存知でしょうか。

『女子大学生の体型と痩せ願望』(→リンク)という論文によれば、
240人を痩せ、普通、肥満に分類したところ、そのうちわけは、
痩せ群40人、普通群184人、肥満群16人。
痩せ群40人のうち、13人(32.5%)
普通群184人のうち、170人(92.4%)が痩せたいと思っています。
しかし健康を考えた時に「痩せる」ということは、全ての人にとって良い事なのでしょうか。
痩せてしまった事でなんらかの健康障害が出るかもしれません。

昨日の番組は見ていないので、ネットで調べてみると

「普通の枕ではなくまず専用の枕を作ります。バスタオル2枚を重ねくるくる巻いて、ビニールひもでしばって円筒状の枕を作れば完成!これを一日5分腰の下に敷くだけです。骨盤の歪みがとれて、代謝がよくなり太りにくい体質になります。」

という実に簡単なもの。すぐに浮かぶ疑問はこちら。
「バスタオルの硬さや厚みによっては、全く違うものができるけどよいのか」
「そもそもみんな身長や体型が違うのにそれに合わせなくていいのか」
「腰といっても範囲は広いが、『腰の下』と言った場合、
人によって枕が当たる位置が違ってくるが厳密にやらなくていいのか」

人によって、やっていることそのものに違いが出る場合、再現性は低くなります。
厳密にやらなくても同じ効果があらわれることはありますが、
これはひょっとすると「スタイリー(古い!)やぶらさがり健康器で痩せる」的なものかも。

体を反らせることで、一瞬ウェスト周りがすっきり、計ってみてびっくり、
それがモチベーションになって、ダイエットに精がでる。
というタイプのものなのかもしれません。

まあ他にも科学的な見方をすれば、つっこみどころは満載ですが、
ここはあえて「骨盤枕で本当に痩せる!」という前提で話をしたいと思います。

ダイエット記事などでよく挙げられる痩せる方法は、
「食事制限」「運動によるエネルギー消費」「代謝をよくする」です。
この中で言葉が独り歩きして眉唾ものなのが「代謝をよくする」。
基礎代謝を上げて、食べても太らない体質に!なんてよくやってますが、
ここでは「骨盤枕」が効能として謳っている通りに、
代謝がよくなり、痩せて太らない体質になったとします。

「代謝がよくなって、食べても太らない」、やったあ万々歳!

ちょっと待ってください。
「食べても太らない」、それは本当に理想的な状態といえるのでしょうか。
以前と比べて体の調子はどうなのでしょうか。
そもそも以前の状態が本当に「代謝がよくない」状態だったのでしょうか。
「代謝が良くなった」のではなくて、体の働きが狂って、
「栄養をキチンと吸収して、体内にとどめる事ができない状態」になったのかもしれません。

「食べても太らない(太れない)」、あるいは「痩せる」ということが、人にとって
本当に正しい健康状態なのかという見地が完全に抜け落ちています。

私は今までに「食べられない」あるいは「食べても太れない」方が、
体調不良で苦しんでいるのを随分と見てきています。
周囲の人からかけられる、
「少食でいいね!」とか「太らないからうらやましい」
という言葉に傷つく人も少なくありません。
本人は苦しんでいるわけですから…。

つまるところ、不特定多数の人に対して「これで痩せる!」と
オススメするってことは、
たとえ事実でも、「後は野となれ、山となれ」ということです。
病気になろうが知ったことじゃあない。

もちろん、健康面も含めて痩せた方がよい人に対して
キチンと指導を行っているのなら話は別です。

「食べても太らない体になりたい」という考え方は裏を返せば、
「食欲は抑えられないが、きれいな外見になりたい」ということ。
そういう人の心を見透かして、「これで痩せる!」なんてやって
業績を上げている会社もあるかもしれませんよ。

本当はそんな自分の心を見つめ直すところから始めなきゃあいけないんですが…。
まあ困ったもんです。
関連記事 : 「骨盤ダイエットはいつから」(黎明編)(成長~成熟編)(解析編)

2011年12月26日月曜日

食べる前に飲む!?

師走になるとやってくるCMがあります。

「食べる前に飲む!」なんてやってるアレです。

忘年会などの多いこのシーズン、
飲みすぎ食べすぎからくる胃もたれを防ぐために、
先に〇〇漢方胃腸薬を飲んでおこう、というわけです。

私にも身に覚えがありますが、
わかっていても飲みすぎたり、食べ過ぎたりしてしまうことはあります。

でも胃腸薬を飲んで、暴飲暴食をする、というのはやっぱり本末転倒ですよね。

「つきあいの多いこの時期だから…」とか言いますけど、
胃を痛めるほどの食べっぷり、飲みっぷりを見せる、
というのも、いかがなものかと。

付き合いの席で、飲みすぎたり食べ過ぎたりしたことが、
病を引き起こす一因になったとしても、責任をとるのは自分自身なわけでして。
そこんところを気をつけなくちゃあいけません。

2011年8月23日火曜日

コラーゲンよりカラアゲ、ん?

このところ落語の話ばかりでしたので、健康のお話をひとつ。

最近テレビ(特にBS)を見ていますと健康食品のCMが頻繁に流れております。
ま、これがちょいと気になるというか、なんか引っかかるCMでして。
芸能人が少しわざとらしい感じで、「いいですよ!これ」 なんてやってる。

「あくまで個人の感想です、効果を保証するものではありません」
CMの下に出る小さなテロップは何を物語っているのでしょうか。

「肌の若さを保つ!」なんて宣伝している健康食品に
よく含まれているものとしてコラーゲンがあります。
コラーゲンとは皮膚や靱帯、軟骨といった組織の弾力性や強度を保つタンパク質です。
そしてタンパク質はアミノ酸が集まってできています。

で、はっきりしているのはコラーゲンをいくら口から取り込んでも
そのまま皮膚などの体の組織に行き渡らないということです。

タンパク質は一旦アミノ酸に分解されてから吸収され、
体内で新たに様々なタンパク質を生成します。
コラーゲンをいくら取り込んでも分解されたアミノ酸が
必ず体内のコラーゲン生成に使われるわけではありません。
タンパク質を含む他の食べ物でも理論上は差がないのです。

わたしは大学で生命科学をやっていましたが、小学生の時に読んだ
「ニャロメのおもしろ生命科学教室」にも書いてありましたよ。
「トンカツばっかり食べても体がトンカツのトンカツ人間にならないのはなぜなのだ」
なんてバカボンのパパが言ってましたなあ。

でもタンパク質や良質なアミノ酸が多く含まれているならば有効かもしれません。
で、「すっぽん〇〇」というコラーゲン含有を謳っている健康食品を調べてみると…

一ヶ月分62錠でタンパク質は8.6gでした。
これは鶏肉100gに含まれる量の約半分です。
コラーゲンを構成するアミノ酸含有量も調べましたが、鶏肉100gと大差ありません。
しかも1ヶ月ぶんで……

こういう事実を踏まえた上で、
「コラーゲンは経口摂取したほうが肌にいいという説もある」
「より良質のアミノ酸を抽出している」
と考えて選択するのならばまだよいかもしれません。

まあ私なら鳥のからあげにレモン汁(ビタミンCはコラーゲンの生成に必要)
でもかけて食べておきますけどね。