背中家腰楽の落語講座がございます。
先月の落語講座は廓噺「付き馬」でした。
今回は満席でございまして、いっぱいのお運びありがとうございました。
廓噺とは遊廓での遊びにまつわるお話。
もっともこの話では、遊びの場面はほとんど描かれず、花魁も登場いたしません。
廓の風情が描かれない分、現代的な感覚でとらえやすい話でもあります。
遊廓で客引きをしている若い衆(男性従業員)が、
無一文だけど遊ばせてくれと持ち掛けてくる男に手玉にとられるという内容。
ワタクシも大好きなお話なんですが、
いつも聞いた後で若い衆さんが気の毒になります。ホント可愛そう。
ワタクシも大好きなお話なんですが、
いつも聞いた後で若い衆さんが気の毒になります。ホント可愛そう。
ですからせめて話を聞いている間は、
騙す男の悪辣ぶりが伝わらないように、お客さんが醒めないように、
お客さんもひっくるめて煙に巻く「口車」を再現しないといけません。
お客さんもひっくるめて煙に巻く「口車」を再現しないといけません。
そんなわけでポンポンと言葉を繰り出すテンポと調子に腐心します。
それが全ての人にとって「良い演じ方」なのかどうかはわかりません。
ただ、聞いてるときは「自分の好み」で気楽なんですが、
自分で表現するとなると視点がまた変わります。
「自分が言って気持ち悪くないか、おかしくないか」
という吟味だけは、とにかくコワいんでしています。
幼い頃の記憶の断片。
父母が上機嫌に笑っているのは落語を聞いている時。
それが全ての人にとって「良い演じ方」なのかどうかはわかりません。
ただ、聞いてるときは「自分の好み」で気楽なんですが、
自分で表現するとなると視点がまた変わります。
「自分が言って気持ち悪くないか、おかしくないか」
という吟味だけは、とにかくコワいんでしています。
幼い頃の記憶の断片。
父母が上機嫌に笑っているのは落語を聞いている時。
どちらも「落語」
コワいことです。
となんだかネガティブな語りをやらかしたところでお知らせでございます。
さてさて今月のお話は「きつね」にまつわるお話。
「きつね、たぬきは人を化かす」
そんな言葉が生きていた、信じられていた頃の不思議で暢気なお話です。
楽しいお話で、またカワイイきつねも出てきます。
どうぞご期待ください。
「背中家腰楽の腑に落ちる話」では
「落語はちょっとむずかしそうで…」という方も、
「あらかた知っているよ」という方も、
よりお楽しみ頂けるように
レジュメ、プレゼンテーション付きの落語をやらせて頂いております。
6月18日(水)はJR岡崎駅より徒歩五分
様々な講座を開催しているこちらで。
場所 暮らしの学校 (JR岡崎駅徒歩5分)
日時 6月18日(水) 10:30~11:30
電話 0120-511-533
WEB 暮らしの学校(講座ページ)
6月19日(木)は、1階は特製自家焙煎コーヒー店、
2階は「ナマケモノ大学」を開催しているコチラにて
場所 喫茶スロース (JR蒲郡駅より徒歩1分)
日時 6月19日(木) 20:00より
電話 050-3598-6745
WEB http://ameblo.jp/slothcoffee/
0 件のコメント:
コメントを投稿