2013年12月3日火曜日

12月の落語講座のお知らせ

12月25日(水)、26日(木)は落語講座、
「背中家腰楽の腑に落ちる話」がございます。

さて今回のお話は落語の世界では
大真打の博士論文とまで言われている
(修士論文が何かは存じませんが)
「文七元結」です。

一時間を超えるお話ですので、そのおつもりでお越し願います。

今回の話は落語では「人情噺」というジャンルになります。
そこには親子、夫婦、また江戸っ子の人情の機微が描かれます。

子どもの頃から人情噺は好きで、聞く度にホロリときたものですが、
演ずるとなるとこれがまた違う。

気を入れて演ずれば舞台の上で涙を流すことになります。
通常の芝居であればそれも構わないのですが、一人芝居ではそうもいきません。
なぜなら泣いている人と泣いていない人を同時に演じなければならない
(唐茄子屋政談など)ことがあるからです。
また泣いている人が二人いても涙の質が違ったりします。

下手をすると、舞台に残るのは「登場人物の顔(リアル)」ではなくて、
「演者の顔(リアル)」になってしまいます。

それまで一応は「おかみさん」とか「棟梁」だったのが
「必死に泣いている(悲しんでいる)演者」になってしまう。
そうなると物語のイメージはそこで完全に途切れます。

「泣き笑い」これが人情噺の難しさ、そしてまたやりがいなんでございます。

おっと、ちょいと無粋な話でございました。

さてさて「背中家腰楽の腑に落ちる話」では
初めての方にも通の方にも、よりお話に馴染んでもらえるようにと、
レジュメ、プレゼンテーション付きの落語をやらせて頂いております。

新しい年を迎えるにあたって、古くて新しい「噺」を是非聞きにいらしてください。


12月25日(水)はJR岡崎駅より徒歩五分
様々な講座を開催しているこちらで。

場所  暮らしの学校 (JR岡崎駅徒歩5分)

日時  12月25日(水) 10:30~11:30

電話  0120-511-533

WEB  暮らしの学校(講座ページ)


12月26日(木)は、1階は特製自家焙煎コーヒー店、
2階は「ナマケモノ大学」を開催しているコチラにて


場所  喫茶スロース (JR蒲郡駅より徒歩1分)

日時  12月26日(木) 20:00より 

電話  050-3598-6745

WEB  http://ameblo.jp/slothcoffee/

ご期待ください!

0 件のコメント:

コメントを投稿