一昨日は月に一度の落語講座でございまして。
暮らしの学校にて朝9時30分から講座開始。
少人数で距離が近いので、落語の後の会話もはずみました。
でもさすがに時間が早すぎたようで。
4月からの講座は10時30分からになります。(決定!)
そして夜は喫茶スロースさんにて
「背中家腰楽の腑に落ちる話」
…こんなタイトルどこかで聞いたことがあるようなないような。
若い方ばかりの席になると思っておりましたら、
かなりの通とおぼしき紳士の姿も…。
演目は「御神酒徳利」。
元々は上方落語だった話を昭和の名人『三遊亭圓生』が、
江戸に移しまして現在の型を作り上げました。
昭和四十八年、圓生師匠が宮中に召され、御前にて上演したのがこの話。
日本橋馬喰町の旅籠・刈豆屋の番頭、善六は人は好いけどそそっかしい。
台所の水がめの蓋の上に誰かが置きっぱなしにした宝物の銀のお徳利。
盗まれてはいけないと水がめの中に沈めたが、それをすっかり忘れてしまう。
店は宝物がなくなったと大騒ぎ。善六は家に帰って初めて自分のした事を思い出す。
女房の助言で、生涯に三度だけ必ず当たるそろばん占いができる、とウソを言い、
占いで探し当てたように見せかけて、お徳利を出し、事なきを得る。
ところが2階に泊まっていた鴻池家のご支配人から占いの依頼が…
悪人が一人も出てこない、おめでたいお話でして。
ご好評の言葉をtwitterなどでも頂きまして…
はぁ…、ホントにうれしい限りでございます。
会が終わった後で落語に造詣の深い方ともお話をさせて頂いて、
私も色々と勉強になりました。
こういう場を作ってくださったスロースさんには本当に感謝!
これからも月に一度、寄席とはまた違った様子の
落語講座をやって参りたいと思います。
いやあ、ワクワクして落語ができるなんて、本当にありがたい!
0 件のコメント:
コメントを投稿