2014年5月5日月曜日

5月の落語講座のお知らせ

5月21日(水)、5月22日(木)は落語講座、
「背中家腰楽の腑に落ちる話」がございます。

先月は名人名工が出て参りますお話、「抜け雀(ぬけすずめ)」でした。

「抜け雀」とよく似たお話として有名なのが
「竹の水仙(たけのすいせん)」と「宗珉の滝(そうみんのたき)」
(宗珉の滝についての以前の記事→奥様は師匠?)

この3作は
一文無しの名工が宿に泊まって、七日の間酒を飲み
その後「超常現象を起こす芸術作品」を製作し、それを大名が求める。
という共通のプロットを持っています。
そして「繰り返し表現」がみられ、昔話のような親しみやすさがあります。

抜け雀では「お前さんの眉の下に二つ光っているものはなんだ」
というセリフが繰り返され、予兆や再会など昔話的な楽しさが詰まっています。

若干講釈のにおいが漂う他の2作と比して、
抜け雀はおとぎ話としてより自由に羽ばたいている、ように思えます。
その辺りが人気の秘訣なんでしょうかね。


さてさて今月のお話は遊びのお噂「廓噺」です。
中でも遊廓で働く若い衆さん(男性従業員)の災難を描いたお話。

そういえばこのパターンも類話がありますね。
「この落語、前に聞いたあの話に似てる!」
なんて発見も落語の楽しみ方の一つかもしれません。


「背中家腰楽の腑に落ちる話」では
「落語はちょっとむずかしそうで…」という方も、
「あらかた知っているよ」という方も、
よりお楽しみ頂けるように
レジュメ、プレゼンテーション付きの落語をやらせて頂いております。

今回はとびきり楽しいお話ですので是非ご期待ください。

5月21日(水)はJR岡崎駅より徒歩五分
様々な講座を開催しているこちらで。

場所  暮らしの学校 (JR岡崎駅徒歩5分)

日時  5月21日(水) 10:30~11:30

電話  0120-511-533

WEB  暮らしの学校(講座ページ)


5月22日(木)は、1階は特製自家焙煎コーヒー店、
2階は「ナマケモノ大学」を開催しているコチラにて


場所  喫茶スロース (JR蒲郡駅より徒歩1分)

日時  5月22日(木) 20:00より 

電話  050-3598-6745

WEB  http://ameblo.jp/slothcoffee/

2014年4月3日木曜日

4月の落語講座のお知らせ

4月16日(水)、4月17日(木)は落語講座、
「背中家腰楽の腑に落ちる話」がございます。

先月のお話は廓噺の「明烏(あけがらす)」でした。

終わった後で「生まれて初めて落語を聞きました」
と若い方が声をかけてくださいました。

いきなり廓噺で大丈夫だったろうか?
と一抹の不安を覚えたのですが、
わかりやすくて面白かったと仰ってくださいまして、
本当に有難い限りでございます。


現在「廓噺」は演ずる上で色んな難しさがあります。

まず「廓」というシステムが消滅していること。
そして昔の落語家は「経験者」でしたが、
今生きている落語家は廓遊びの機微を想像して演じるほかありません。

「現代にあわせたらいい、産業そのものの本質は変わらないんだから」
となるわけですが、そこんところがまた難しい。
「(男性の)遊びに対する社会通念」も変容していますから、
「今」の話にすると、個々の文脈で「そんな話ありえない」と判断されてしまう。

例えば与太郎を現代の人にもわかりやすく共感できるようにと
「認知症の人」に置き換えると、
逆に多くの人にとって破綻したお話になってしまいます。
「そんな年寄りはどこにもおらん」と。

落語を「江戸時代の物語」として演ずることの意義というのは
その辺りにあるのではないかと思うんですね。
廓が廓として、与太郎が与太郎として存在するために。

もっとも、
「江戸時代の物語、とみなすことができる物語」
はこれからも時代によって変わるわけですが、
それを正しく更新して表現することが、
現代の「噺」なんじゃあないのかなあと。

そんなことを勝手に思っております。
ややこしい話ですね。長くってすみません。
そう、お知らせ!でした。

さて、今月は「名人噺」というジャンルのお話です。
落語に出てくるのは主に芸術作品を作る名人名工。

名人という言葉の定義は難しいんですが、
志ん朝師匠曰く、
「常識では考えられないようなことをする人」

ひとつ今回はそんな名人にまつわるお話を。

「背中家腰楽の腑に落ちる話」では
初めての方はもちろんのこと通の方にも、
よりお話に馴染んでもらえるように、
レジュメ、プレゼンテーション付きの落語をやらせて頂いております。

どうぞご期待ください!


4月16日(水)はJR岡崎駅より徒歩五分
様々な講座を開催しているこちらで。

場所  暮らしの学校 (JR岡崎駅徒歩5分)

日時  4月16日(水) 10:30~11:30

電話  0120-511-533

WEB  暮らしの学校(講座ページ)


4月17日(木)は、1階は特製自家焙煎コーヒー店、
2階は「ナマケモノ大学」を開催しているコチラにて


場所  喫茶スロース (JR蒲郡駅より徒歩1分)

日時  4月17日(木) 20:00より 

電話  050-3598-6745

WEB  http://ameblo.jp/slothcoffee/

2014年3月9日日曜日

3月の落語講座のお知らせ

3月19日(水)、3月20日(木)は落語講座、
「背中家腰楽の腑に落ちる話」がございます。

先月のお話は「厩火事」でした。

私がこの噺を最初に聞いたのは、
古今亭志ん生師匠(私が弟子入りしていた志ん朝師匠のお父さん)
のレコードからでした。
特に好きだったのが、知ったかぶりの兄貴分が、
婦人の心得、を説く場面。

「女心の赤坂だ(女心の浅はかさ)」
とか
「女は三階に家なし(女は三界に家なし)」
とまあハチャメチャな説諭。
大好きなやり取りなんですが、
只今皆様の前でいきなりやるのは流石に難しい。

50年以上前の録音ですから当然のことともいえますし、
言葉を換えれば良いわけですが、
ちょっぴりせつない気持ちになったりいたします。

さてさて今月のお話は、「廓噺」です。
「廓」とは「遊廓」のことです。そこでの遊びのお噂というやつでして。

ところが現在は「廓」というシステムは消えてしまっています。
(産業そのものは健在ですが…)
最近は「男と生まれたからには、女が好きだ」
なんて物語の説得力も怪しくなってきております。

文脈の断絶をどう埋めるのか。
皆様の想像力にお縋りするというだけでは申し訳がございません。

そこで!「背中家腰楽の腑に落ちる話」では
初めての方はもちろんのこと通の方にも、
よりお話に馴染んでもらえるように、
レジュメ、プレゼンテーション付きの落語をやらせて頂いております。

また、いわゆる艶笑話というやつではありませんので、
女性の方もご安心を。

とびきり楽しいお話ですので、どうぞご期待ください!


3月19日(水)はJR岡崎駅より徒歩五分
様々な講座を開催しているこちらで。

場所  暮らしの学校 (JR岡崎駅徒歩5分)

日時  3月19日(水) 10:30~11:30

電話  0120-511-533

WEB  暮らしの学校(講座ページ)


3月20日(木)は、1階は特製自家焙煎コーヒー店、
2階は「ナマケモノ大学」を開催しているコチラにて


場所  喫茶スロース (JR蒲郡駅より徒歩1分)

日時  3月20日(木) 20:00より 

電話  050-3598-6745

WEB  http://ameblo.jp/slothcoffee/


2014年2月9日日曜日

2月の落語講座のお知らせ

2月19日(水)、20日(木)は落語講座、
「背中家腰楽の腑に落ちる話」がございます。

前回のお話は「宿屋の富」でした。
落語の中では「調子で聞かせる」お話。

のんびりやるとお話が壊れてしまいやすいタイプの落語。
歯切れの良い言葉をリズムよくポンポンと
繰り出さないといけません。


ナマケモノ大学で講師をしてらっしゃる
フェルト作家の小林まりもさんが
ブログで紹介してくださいました。
リンクはコチラからです→ 『人生初の落語』

初めて落語を見た方に「ますます興味が」と言って頂けて、本当にうれしい限りです。

「落語ってこういうものだよね」という文脈が消失した現在、
初めて見る落語が「落語」を決めてしまうわけでして、
コワいなあとも思ったりいたします。


さて2月の落語講座は、袖すりあうも多生の縁「男女の仲」にまつわるお話です。
また「馬」がお話の中に出て参ります。
江戸時代は馬が人間にとって身近な動物だったこともあり、
古典落語にはよく出て参ります。
今年は午年ということで、馬に関係したお話を多めにやって参りたいと思います。

2月19日(水)はJR岡崎駅より徒歩五分

様々な講座を開催しているこちらで。

場所  暮らしの学校 (JR岡崎駅徒歩5分)

日時  2月19日(水) 10:30~11:30

電話  0120-511-533

WEB  暮らしの学校(講座ページ)


2月20日(木)は、1階は特製自家焙煎コーヒー店、
2階は「ナマケモノ大学」を開催しているコチラにて


場所  喫茶スロース (JR蒲郡駅より徒歩1分)

日時  2月20日(木) 20:00より 

電話  050-3598-6745

WEB  http://ameblo.jp/slothcoffee/

ご期待ください!

2014年1月17日金曜日

1月の落語講座のお知らせ

1月29日(水)、30日(木)は落語講座、
「背中家腰楽の腑に落ちる話」がございます。

前回のお話は人情噺の決定版「文七元結」。
一時間を超えるお話でしたが、「あっという間」という有難いお言葉を頂きました。
落語は冗長になると演じるものも見るものも疲れます。
つまり「だれる」。
そうなるとは一時間どころか三十分でもつらくなります。

そうならないように
「正しい言葉」、「声音」、「調子」
という噺の基礎体力を鍛え続けなくてはいけないなあ。としみじみ。

さて今回は新年を迎えて初講座というこもあり、
おめでたい「富」のお話です。

富とは現在でいうところの宝くじ。

お寺が修繕費を捻出するために主催していたとされております。
文化文政の頃は大変に流行って、借金してまで富の札を求める人もいたとか。

目隠しをした人が、番号の書いてある札の入った大きな箱の中めがけて、
長いキリでもって、トーンと突いて当たり札を決めるといった具合。

今もジャンボ宝くじなんかは弓矢で番号決めたりして、似通っていますね。

今回の講座は、昨年もご好評いただきました「リアル富」もございます。
(手が後ろに回らない形のものですので、ご心配なく)
現代に富を再現!とは参りませんが、お楽しみ頂ければ幸いです。

ご期待ください!


1月29日(水)はJR岡崎駅より徒歩五分
様々な講座を開催しているこちらで。

場所  暮らしの学校 (JR岡崎駅徒歩5分)

日時  1月29日(水) 10:30~11:30

電話  0120-511-533

WEB  暮らしの学校(講座ページ)


1月30日(木)は、1階は特製自家焙煎コーヒー店、
2階は「ナマケモノ大学」を開催しているコチラにて


場所  喫茶スロース (JR蒲郡駅より徒歩1分)

日時  1月30日(木) 20:00より 

電話  050-3598-6745

WEB  http://ameblo.jp/slothcoffee/

ご期待ください!

2013年12月3日火曜日

12月の落語講座のお知らせ

12月25日(水)、26日(木)は落語講座、
「背中家腰楽の腑に落ちる話」がございます。

さて今回のお話は落語の世界では
大真打の博士論文とまで言われている
(修士論文が何かは存じませんが)
「文七元結」です。

一時間を超えるお話ですので、そのおつもりでお越し願います。

今回の話は落語では「人情噺」というジャンルになります。
そこには親子、夫婦、また江戸っ子の人情の機微が描かれます。

子どもの頃から人情噺は好きで、聞く度にホロリときたものですが、
演ずるとなるとこれがまた違う。

気を入れて演ずれば舞台の上で涙を流すことになります。
通常の芝居であればそれも構わないのですが、一人芝居ではそうもいきません。
なぜなら泣いている人と泣いていない人を同時に演じなければならない
(唐茄子屋政談など)ことがあるからです。
また泣いている人が二人いても涙の質が違ったりします。

下手をすると、舞台に残るのは「登場人物の顔(リアル)」ではなくて、
「演者の顔(リアル)」になってしまいます。

それまで一応は「おかみさん」とか「棟梁」だったのが
「必死に泣いている(悲しんでいる)演者」になってしまう。
そうなると物語のイメージはそこで完全に途切れます。

「泣き笑い」これが人情噺の難しさ、そしてまたやりがいなんでございます。

おっと、ちょいと無粋な話でございました。

さてさて「背中家腰楽の腑に落ちる話」では
初めての方にも通の方にも、よりお話に馴染んでもらえるようにと、
レジュメ、プレゼンテーション付きの落語をやらせて頂いております。

新しい年を迎えるにあたって、古くて新しい「噺」を是非聞きにいらしてください。


12月25日(水)はJR岡崎駅より徒歩五分
様々な講座を開催しているこちらで。

場所  暮らしの学校 (JR岡崎駅徒歩5分)

日時  12月25日(水) 10:30~11:30

電話  0120-511-533

WEB  暮らしの学校(講座ページ)


12月26日(木)は、1階は特製自家焙煎コーヒー店、
2階は「ナマケモノ大学」を開催しているコチラにて


場所  喫茶スロース (JR蒲郡駅より徒歩1分)

日時  12月26日(木) 20:00より 

電話  050-3598-6745

WEB  http://ameblo.jp/slothcoffee/

ご期待ください!

2013年10月31日木曜日

11月の落語講座のお知らせ

11月20日(水)、21日(木)は落語講座、
「背中家腰楽の腑に落ちる話」がございます。

講座と申しましても、落語を教えるわけではございません。
初めての方にも通の方にも、よりお話に馴染んでもらえるようにと、
プレゼンテーションと解説付きで落語をやらせて頂いております。

落語というとちょっと敷居が高い、と思っていらっしゃる方も是非どうぞ。

さて今回は「医者」が出てくるお話。
落語には「夏の医者」などお医者さんの話がいくつかあります。
昔は落語のネタになるような、シャレにならないのがいたそうで。

【でも医者】    やることがないから医者にでもなるか、でなった医者。
【手遅れ医者】  患者を見るなり「手遅れ」と宣告してしまう医者
【葛根湯医者】  どの患者にも薬の葛根湯だけを出す医者。


手遅れと葛根湯は今も…うん、まあいないと思います。

資格も無ければ理論も科学的でなかった江戸時代のお医者さん。
現代でいうところの代替療法にはこの伝統がきっちり受け継がれていたりしまして。
その辺の話は昔の記事で書いてありますので興味がありましたらご覧ください。

前回の「名人噺」とはうって変って、とても楽しい「滑稽噺」。
(もちろん名人噺には名人噺の楽しさがありますが)
昔の、とにかく暢気な時代のお話であると、
そんなおつもり様で聞いていただければと存じます。


11月20日(水)はJR岡崎駅より徒歩五分
様々な講座を開催しているこちらで。

場所  暮らしの学校 (JR岡崎駅徒歩5分)

日時  11月20日(水) 10:30~11:30

電話  0120-511-533

WEB  暮らしの学校(講座ページ)


11月21日(木)は、1階は特製自家焙煎コーヒー店、
2階は「ナマケモノ大学」を開催しているコチラにて


場所  喫茶スロース (JR蒲郡駅より徒歩1分)

日時  11月21日(木) 20:00より 

電話  050-3598-6745

WEB  http://ameblo.jp/slothcoffee/

ご期待ください!