先週NHKで「松本人志、大文化祭」という番組がやっていました。
ダウンタウンの松ちゃんこと松本人志のこれまでの軌跡を追う番組で、
その中で落語の話が出てきました。
親兄弟が落語が好きで、小学校1,2年の頃から
一緒に寄席に通っているうちに好きになったんだそうで。
お兄さんは素人寄席に出ていたというのですから、筋金入りの家庭環境ですな。
最近になって改めて落語を聞き始め、今は桂枝雀師匠の落語を毎日聞いているという。
私はファンというわけではないのですが、
以前島田紳助とやっていたトーク番組をたまたま見ていたら、
「子どもの頃、志ん朝師匠が好きだった」と言うの聞いて、
「へー、意外!」とこの人が気になるようになった。
確かに「人志松本のすべらない話」なんかは、まず物語があって必ず落ちがある。
落語のシステムを踏襲している。
子どもの頃に落語にハマって、その後
既成概念を覆すような笑いをやってきた芸人が、
伝統芸能の笑いを見直している。
実に興味深いですね。
落語は何べん聴いても飽きない。
漫才は3回が限度、コントは1回こっきりということもある。
その両方の笑いを考える人がこれからどういう笑いを作っていくのか。
気になります。
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