9月16日(水)、9月17日(木)は背中家腰楽の落語講座がございます。
先月の演目は『野ざらし』に『藁人形』でした。
どちらもけっこう中身が「濃い」ので
場所を選ぶお話とも言えるのですが、
なかなかに好評を頂きまして、ありがたい限りでございます。
詳細はあえて申しませんが、
『藁人形』は芝居のようにお話が進んで、最後のオチで
「ははあ…」となって間をおいてジワジワと来るお話。
ただこのお話では観客がオチで使われる「ことわざ」を知らないと、
もうどうしようもありません。
またそれを先に説明したんじゃ話の仕掛けが破綻してしまうという。
ここらへんが悩ましいところであります。
ホールとかで大勢の「落語を初めて聞く人」の前だと
ちょっと難しい話ってのがあるんですね。
特に笑いどころが少ない芝居噺やオチがわかりにくいのなんかはコワいんです、
演者にとって。
伝わったのかどうかわからない。でクスグリ(ギャグ)を入れる。
気持ちよく物語の世界に浸っていた観客は…というのはよく聞く話。
きっちりやったらやったで「コントのほうが笑える」という声も。
ただ「笑いの幅の広さ」も落語の良いところですから、
「大笑い落語会」もあれば「忍び笑い落語会」があってもよいかと。
まあそれを成立させる工夫だけは凝らしていきませんとね。
とまたややこしい話をしたところで告知でございます。
今月の演目は泣き笑いの人情噺「唐茄子屋政談」です。
場面転換が多い話ですが、それぞれのシーンに見所があり、
物語の世界にグイグイ引き込まれてしまいます。
アタクシも大好きなお話。
どうぞご期待ください!
9月16日(水)はJR岡崎駅より徒歩五分
様々な講座を開催しているこちらで。
場所 暮らしの学校 (JR岡崎駅徒歩5分)
日時 9月16日(水) 10:30~11:30
電話 0120-511-533
WEB 暮らしの学校(講座ページ)
9月17日(木)は、1階は特製自家焙煎コーヒー店、
2階は「ナマケモノ大学」を開催しているコチラにて
場所 喫茶スロース (JR蒲郡駅より徒歩1分)
日時 9月17日(木) 20:00より
電話 050-3598-6745
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