9月の演目は『唐茄子屋政談』、泣き笑いの人情噺ご好評頂けました。
唐茄子屋政談については以前の記事、
『情けは人の為ならず「唐茄子屋政談」』
にも色々と書いてありますのでコチラもよろしければ。
今回終演後、叔父さんが道楽者の若旦那を説教する場面のセリフ、
についてお客様からご質問を頂きました。
勘当も提灯も意味はわかるけど、つながりがとんと解らないこのセリフ。
でも言葉の調子が面白いですよね。
しかしありがたい限りです。まさかそちらから質問して頂けるとは。
…フッフッフ、こんなこともあろうかと
↑こちら「龕灯(がんどう)」という昔の照明器具です。
実家の物置からゲットいたせしもの。
点火!
なかなかの優れものでどの様な持ち方をしても、
中のろうそくが水平を保つ機構が備わっています。
提灯と違って正面しか照らせません。
勘当と照明器具のがんどうをかけ、提灯と続けて、
粋な叔父さんシャレたわけです。
古典に出てくる伝わりにくい言葉をどうするかは実に悩ましいところでして。
簡単な言葉に置き換えるか、省くか、説明するか。
置き換えも省略もできない言葉ってあるんですよね。
お話の雰囲気や登場人物のキャラクターを決定づけるような言葉は。
この辺りはお話の前後にプレゼンを取り入れたりと試行錯誤を繰り返す日々でございます。
とまたややこしい話をしたところで告知でございます。
今月の演目は「居残り佐平次」です。
落語には飲む、搏つ、買うといった遊びにまつわる話が多くあります。
中でも今回のお話は廓噺というジャンルにあたります。
いわゆる「艶話」ではございませんので、女性の方もご安心を。
とにかく陽気で楽しいお話です。どうぞご期待ください!
11月18日(水)はJR岡崎駅より徒歩五分
様々な講座を開催しているこちらで。
場所 暮らしの学校 (JR岡崎駅徒歩5分)
日時 11月18日(水) 10:30~11:30
電話 0120-511-533
WEB 暮らしの学校(講座ページ)
11月19日(木)は、1階は特製自家焙煎コーヒー店、
2階は「ナマケモノ大学」を開催しているコチラにて
場所 喫茶スロース (JR蒲郡駅より徒歩1分)
日時 11月19日(木) 20:00より
電話 050-3598-6745
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